各話ストーリー紹介 |
第11話
対決北太平洋
トリトンにぶたれたことが原因でふさぎ込むピピ。ピピを大切に思いながらも想いが伝わらないもどかしさに悩むトリトン。トリトンはまた外海へと出てしまう。 迷うトリトンを両親の声がさそった。それに惹かれて渦に巻き込まれてしまうトリトン。それはポリペイモスの罠だった。しかし、ドリテアが現れ、ドリテアはトリトンを海の墓場へと連れ去り、そこで決着をつけようとする。 |
第12話
イルカ島大爆発 トリトンは宿敵ドリテアを倒し、イルカ島へと向かっていた。一方、大西洋のポセイドンはトリトンの成長とその力に驚き、早急に彼を亡き者にしようとイルカ島爆発の計画を立てる。 トリトンは何も知らず、イルカ島に戻り、ルカー達は無事の帰還を喜ぶ。だが、ピピは未だにぶたれたことが尾を引いて、トリトンの帰還を素直に喜べないのだった。だが、まもなくトリトンは島の異変に気づく。そして、イルカ島を沈めようと、ポセイドン像の目の光線によって島は大爆発をおこす。 噴火するイルカ島からイルカたちが次々に逃げ出す。トリトンはピピをルカーに託す。「離ればなれになってもかならず会えるからね」のトリトンの言葉に少し動揺するピピ。 だが、島の爆発はひどくなり、トリトンも爆風になぎ倒されてしまう。 爆発した島の周囲にはポセイドンの鮫やアンコウがうようよして、逃げ出したイルカたちを襲っていく。トリトンは次々とアンコウや鮫をやっつけるが、力が及ばない。 トリトンはポセイドン族の圧倒的な力に自分の非力さを痛感するのだった。 |
第13話
巨獣バキューラの追撃
イルカ島が攻撃され、トリトン、ピピ、ルカー達はそれぞれ散り散りになってしまった。ルカー達はトリトン達を心配するがみつからない。またポリペイモスも島への攻撃で追い出されたトリトン達を探すが、見つからない。言い訳するポリペイモスにマーカスは、イルカ島の爆発は数千年前のアトランティス大陸沈没の再現だと告げる。ポリペイモスは何でも食べてしまい、何でも溶かす溶液を排泄するバキューラという海獣をつかって二人をおいつめようとする。 |
第14話
大西洋へ旅立つ |
第15話
霧に泣く恐竜 トリトンとピピはお互いに支え合って嵐にもまれながらも大西洋を目指していた。二人はお互いに相手を気遣うようにまで成長していた。 霧の深い海の上で、法螺貝の音を耳にしたトリトンたちはフィンにあえるかもしれないと音のする方向に泳ぎ出す。しかし、途中恐竜の姿を見かけ、ポセイドンの怪獣かと身構えるが、恐竜はとても寂しい様子で、二人に甘えるのだった。しかし、急に態度を変え、二人に関心をなくした様子で、船の汽笛のする方向にむかってしまう。再会したフィンも首を傾げるばかり。 そして船を壊してしまった恐竜をみて、一体敵か味方か悩むトリトンたち。ヤドカリのおじさんに尋ねてみると、何万年も前に深い眠りに落ち、イルカ島の爆発で目をさまし、とっくの昔に滅びてしまった仲間を求めて泣いているのだという。 トリトンは恐竜を呼び寄せようと法螺貝を吹き鳴らすが、その音がトリトンを探しているポリペイモスの耳に入ってしまう。おなじころ、恐竜も目をさまし、法螺貝の音のする方に向かって泳いでいた。しかし、ポセイドンにトリトンを見つけだす期限を迫られ、いらいらしていたポリペイモスに恐竜は無惨にも殺されてしまう。 だが、ポリペイモスは約束の期限を守れず、マーカスの毒針に命を奪われてしまった。 トリトンたちは恐竜の最後を知らず、また、ポリペイモスの最後も知らず、いつまでも法螺貝を吹き、恐竜を待ち続け、そしてまた旅立っていった。 |