◆第5話の感想◆

ピピがサイコーに意地悪な話。
トリトンをだますピピも悪いが、あっさりだまされるトリトンも、まだ幼いなあ、と言う印象。

でもしゃーないか。低年齢向けの演出ではこれぐらいの「かわいらしさ」は仕方ありません。

この回のプロテウスの回想シーンでの赤ちゃんの時のピピがとってもかわいい。
トリトンと同じで海藻のお布団にくるまれているのね。
どうやってピピを遠い海から運んできたんだろうね。

プロテウスは孫バカのおじいちゃんという感じ。
でも自分がほろびゆく者だと悟っている感じがする。
「トリトン、ピピをたのみましたぞ!」には泣ける。
(ここの「トリトン」のアクセントが変わってるなと思ったんだけど・・。)

ラストで氷付けになったプロテウスがとっても気になる。
ルカーのセリフ「ようく見ておくんですよ。再び北の海に帰ってくるときのために・・・」も気になる。
もしかして、はじめ(アイデア)は一度北の海に戻って凍り付けになったプロテウス達を助けるつもりだったのかな。
それとも、ラストでポセイドンを倒した後、ポセイドンの魔力がとけて、プロテウスが解放されるシーンが予定されていたのでしょうか。

とにかくピピの強情さにあきれた私だが、プロテウスやアザラシの友達をいっぺんになくしてしまったピピのつらさってものすこしづつわかるようになりました。
トリトンに八つ当たりするのもわかる気がするなあ。

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