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この話も好きです。
特に法螺貝を耳に当ててるトリトンの表情。 もうとてもかわいくて、すてきです。
切なさがこみ上げてきます。
自分の「海のトリトン」のイメージの代表が「ホラ貝に耳を傾けているトリトン少年」で、戦っているトリトンよりもこっちの切なそうなトリトンの方が胸きゅんで好きだったりします。・・・瞳がねぇ、遠くを見てるのよ。それがたまらんのよ(^^)
この作品の「叙情性」というのか、「切なさ」をものすごく表現しているようで、好きなイメージの一つです。
最近「海のトリトン」が視聴対象外の女の子に受けたところはこういう「情緒的」な切ないムードがあったからじゃないかな、と思います。
少女漫画的といえばそうだけど、ムード表現というのか、「遙かなる想い〜」という雰囲気がめちゃ好きです。
オマケにアトランティスの映像とか出てくるし「失われた伝説」「滅びかけた一族」ってのがまたセンチメンタルなのかもしれないです。 |
またさすが、トリトンの両親。美男美女!特にお母様はトリトンそっくりです。
(あたりまえか) 最終回でゲルペスが「父親そっくりだ」といいましたが、私はトリトンは母親似だと信じています。「男の子は女親に似るものさ」(マルC大猿:「サスケ」より^^;;)
この回はたいしたストーリーはないんですが、印象に残るシーンが多くて、トリトンが
ラストちかくでメドンの上に座って悩んでるあたりの、風に髪がゆれる描写がすきです。
あらためて、ああ、トリトンって、緑の髪の海人の少年なんだなあ、て思う。ここのBGMも印象に残って
ピアノで弾いたらきれいだなあ、といつも思います。効果的に音楽が使われていると思います、本当に。
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それから法螺貝を投げつけて怒るシーンにびっくりしました。
初めてみたとき、「こんなことしていいんかっ??」て
まじめに悩んだものです。
なぜなら、原作を先に読んでいたので、こんな反抗的なトリトンだとは思わなかったからです。そんで「村に帰る、帰る」と言い張るし、「イルカなんかにナニがわかるんだ!」って発言は、もう知性?の高いイルカさんたちに「しっつれいっ」って感じで、「俺は人間様だ〜、動物なんかにオレの高度な悩みがわかるか〜」ってかんじでトリトンのこの時期のタカビーなとこがすごく出てます。
でもよく考えると当然の反応ですよね。トリトン族ってよくわからない。
訳のわからないポセイドンとかいう
奴は自分を狙ってくる。
せっかくじっちゃんと一緒に村で暮らしてたのに、なんだか逃げて来なくちゃいけなくなった。
ジョーダンじゃない、オレの元の生活をかえせっ!!てなもんですよね。
それにトリトンは自分の両親に会いたかったんだと思うんです。
だって第一話でルカーに「俺の本当の親父やおふくろのところへ連れて行ってくれるのか?」と聞いてるし、ものすごく自分の本当の親に会いたいっていう気持ちが強かったんだと思う。
(捨て子ってそういうものらしい。捨てられた恨みよりも何よりも自分の肉親に会いたい情の方が優先するようだ)
だから、「亡くなった」と聞いてよけいに切れちゃったんじゃないかなあ。
どうせ、会えもしないのに、変なメッセージばかり残してって。
期待が強かった分、落胆も大きかったってとこかな。
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とにかく、そのギリシャ風の衣装をきてかっこよくきめてるのに、(?)「俺はじっちゃんとこにかえるんだあ!!」という
だだこねが何ともアンバランスでかわいくて、また妙に魅力的でたまりません。
あーあ、黙ってホラ貝の声聞いてれば「素敵な少年」ですんだものを〜。トリトンのアホタレ〜!!!(^^)デモソレガマタイインダケド |
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また、イルとカルとケンカしてる 方が好きです、私。
トリトンとイルカたちって「仲間」ってかんじでお互いを認めあっていて、対等な感じがします。
この2話では出会ったばかりで、イルカたちが陸育ちのトリトンをからかうってかんじですが、次第に伝説の(そう、すでに物語の中ではトリトン族は伝説的存在なんです→メドンの答えからもわかる)トリトン族になっていく、少年トリトンを尊敬していくようになる過程が、ちょっと寂しいような、でも、カッコイイから当然か、のような複雑な気持ちです。
ああ、今度はイルカの一匹になってトリトンをからかってみたいなあ。
だってすぐのってきそうなんだもん。トリトンって。(笑)
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