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その24:Baby Toriton in The Sea(その3)

 

★作成手順★その3:背景の合成

その2で作成した画像を利用して海中らしくします。
(参考書:「ゼロからつくるテクスチュアデザイン」月刊MdN特別号/インプレスムック
 「澄みきった海水」という画像の応用テクニックを参照)

※作業は左→右の順に行っています。
1)その2で作った背景の波を下半分をカットし、新規作成した完成サイズの画面にペーストします。
編集→変形→遠近法で奥行きのある画像にします。
2)上下反転し、同様に別レイヤーに上半分を作成します。(まだ統合しない)
両方の画像を消しゴムツールのブラシオプションで境界線をぼかしておきます。
2)上下あわせるとこんな感じになります。

4)別レイヤーを作り、青い色でぬりつぶし、ブラシツールで白を選択し、3)の波と重なる部分をぼかします。
(レイヤーは乗算)
5)3)で作った波と合わせます。レイヤーは「オーバーレイ」にします。光っているようになります。
右は背景レイヤーです。このような順で作成しています。

5)トリトンのシルエットを作ります。
トリトンの画像を選択ツールで選択し、黒い画像の上に持ってきて白く塗りつぶし、白黒反転させ、変形ツールですこしつぶれた形にします。
そして、変形→垂直方向に反転で上下逆にします。
6) 画像右下に持ってきて、5)で作った背景の上にのせ、「オーバーレイ」で統合します。
 
7)その1で作ったトリトンの画像を合わせるとこうなります。後は仕上げです。

8)以前「鎖とトリトン」のバックに作成したことのあるやり方で放射線をつくり、一部を切り取ります。 9)大きさを合わせ、レイヤーを「スクリーン」で合成します。光が差し込んだ感じが自然にでます。
また、フィルタ→描画→逆光で光を左上に入れます。波の下から覗く太陽になります。

10)砂地を作ります。ここだけペインターを使いました。たしかエアブラシを選択し、「スプレー1ドット」で描きました。
砂粒を散らしたようになります。↓

11)10)だけでは不自然なので、フォトショップにもどり、グラディエーションツールで下→上1/4ぐらいにかけて「乗算」でかさねます。↓

上が全体のレイヤーです。
少しでも順番が違うと感じが変わるのでタイヘンでした;;
 

あう、余っちゃった;;

 

13)お魚さんを描きます。写真を見ながら適当にデザイン。色はちょっと派手にして、ピンク系にしました。

14)トリトンの顔ぐらいになるように大きさを合わせておきます。同時にシルエットを作り、上下反転させてトリトンの近くに配置します。

15)文字をタイプして完成です。

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