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その24:Baby Toriton in The Sea(その2)

 

★作成手順★その2:背景

今回は参考書を首っ引きでした。波はすべてCGで作成しております。
(参考書:「ゼロからつくるテクスチュアデザイン」月刊MdN特別号/インプレスムック
 「澄みきった海水」という画像を参照)

※作業は左→右の順に行っています。
1)全面ブルーの背景画像を用意。大きさは背景仕上がりの大きさに合わせる。(一応背景レイヤーに黒で塗りつぶしたものを作成しました。) 2)フィルタのピクセレート→点描をかける。数値は右表の通り。 数字を変えると水玉の大きさが変わります。

3)2)の画像の隙間を黒く塗りつぶし、フィルタの「ぼかし(ガウス)」をかける。
実は2)の段階でこの画像が本には表示されていたがよくわからんので、隙間を黒くした。(適当)
4)上のような青や黒の入り交じった画像が出来る。 操作画面。(ダイアログボックス)
本では半径40pixだったが、掲載された画像に近づけるとこのような数字になった。

5)新規レイヤーを作成し、黒くぬりつぶす。ツールボックスの描画色を白、背景色を黒に入れ替える。(矢印をクリックすると入れ替わります) 6)フィルタの「テクスチュア」→「ステンドグラス」をかける。
「セルの大きさ」は自由。
「境界線の太さ」は細めに設定。
「ステンドグラス」のダイアログボックス。数値を変えるとセルの大きさ、太さが変わります。
この数値を変えることを「パラメータを変える」といいます。

7)6)の画像に「変形」→「波形」フィルタをかける。
かならず「正弦波」「ラップアラウンド」を選択。
この画像ではずいぶんゆがんでいますが、実際に作った画像はもっとセルがそろっていました。
これを3枚コピーしてレイヤーを用意しておきます。
 
左のダイアログボックス。数値を変えるとセルの形のゆがみが変わります。

8)一枚目。
フィルタの「ぼかし(ガウス)」→フィルタの半径3〜4pixでかけておく。上の様なぼやけた画像になる。
9)2枚目。
編集メニューの「変形」→「水平方向に反転」で左右逆にしておく。垂直方向でも可。とにかく画像の向きを変えておく。
10)3枚目。
フィルタの「アーティスティック」→「こする」で波頭の部分を強調した画像にしておく。わかりやすくするため、画像のコントラストを強くしました。
出来れば9)と同様に左右逆にしておくとよい。

この背景を色々変形して、ベビートリトンと合成します。
この手順で作った画像は
「もう一つの海」
「トリトンへ片想い」
のタイトルの背景画像に
使用しております。

11)8,9,10の画像を描画モード「スクリーン」で重ね、それぞれ透明度を変えて統合。複雑な波模様が絡み合った画像になります。 12)4)で作った画像を背景にもってきて、「色調補正」→「色相・彩度」で「色彩」の統一をチェック。
南の海の色に染める。
色々補正して明るい海の色に調整する。

画像が多く重いので、その3へ

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