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その15:鎖に巻かれるトリトン

★2001年9月末頃から約1ヶ月トップページにあった絵。
  DVDの発売を記念してとにかくカッコヨク戦うトリトンを!と思って描いたもの。
 ちょっと趣味がはいってアブナイイメージも入ってしまいました;;
 でも危険な目にあうトリトンもいいかも;;なんてね(^^)

★作成手順★その1:下絵:トリトン

★左が最初に描いた下絵。鉄球のバランスがおかしいので、右手の部分だけトレスして描き直し、  先に色をぬっておいたトリトンと合成しました。レイヤー作業で簡単にこういうコトができるのがフォトショップの魅力です。

 

その2:背景画

 

雲模様フィルタを数度使い、それにテクスチュアライザ(砂岩)フィルタをかけ、ざらざらした画像を作ります。
さらに、それにぼかし(移動)フィルタをかけて、直線が縦に流れる画像をつくり、極座標フィルタをかけると放射状の絵ができます。

RGBカラーに変換し、「色調補正」→「描画」→「照明効果」をスタイル・RGBライトでかけます。
色が光の三原色に分離され、それぞれの色を自分で好みに調整することができます。

全体の色調をイメージ→色調補正→カラーバランスで、ブルー系の色に変化させ、
余分だな、と思う色をちょこちょこ置き換えて自分好みの放射線バックをつくります。

★1)背景は「ゼロからつくるテクスチュアデザイン」をヒントに作りました。
フリーではないので、自分で素材を加工して色付けして使いました。
なかなか思うように仕上がらず、技術的限界を感じました。
★2)サイズをトリトンの絵にあわせます。

その3:合成・仕上げ

 

★1)トリトンの絵を色つけし、放射状の背景と重ねます。
このとき、レイヤーを「スクリーン」にします。トリトンの絵の中に薄く放射線の線が残り、緊迫感がでます。
余分な部分を切り取り、トリトンの画像だけ抜き出します。
(うっかり統合してしまい、統合前の色塗りトリトンがありません;;)
★2)作成した背景と線の残ったトリトンの画像を重ねます。レイヤーは「乗算」です。
トリトンと背景の重なる部分を丁寧に切り取ります。
★3)これにフィルタ→描画→逆光をかけ、オリハルコンの剣の部分が一番光が強くなるように調整します。
余分な部分を切り取り、完成です。


※参照 「ゼロからつくるテクスチャデザイン」月刊MdN特別号(1999年8月発行)(インプレス・ムック発行)

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