Calypso
by John Denver

★高校時代の美術の課題で、自分の好きな曲のレコードジャケットを
デザインしなさい、というものがあり、当時知人から借りてきいた
ジョン・デンバーの「カリプソ」(我が友カリプソ号)という曲が好きだったので、海のイメージで描いたところ、県内のデザイン賞入選にひっかかりました。
原寸は当時の「レコード」ですから、30cm×30cmあります。
画材はポスターカラーで、ケント紙を木で作った枠に貼り付けてから
色を塗っていきました。フラットに色を塗るのがタイヘンだったのと、
ポスターカラーは塗って乾くと色が変わるので思うように仕上がらず、
苦労した覚えがあります。
 5色以内という制限でしたが、どうしても段階的に色が変わる風にした
かったので、「グラディエーションの同系色は一色とカウントする」と無理矢理条件を緩和してもらってました。(昔から強引なヤツだったらしい;)
 

 「カリプソ」は海洋学者でアクアラングの発明者でもある故ジャック・イブ・クストーの乗っていた船の名称で、ジョン・デンバーは個人的な親交があったらしく、この曲をクストーに捧げる、と言っていたらしいです。
ジョン・デンバーは「太陽を背に受けて」「カントリーロード」「緑の風のアニー」などのヒット曲をもつ独得の裏声が特徴的なアメリカの人気歌手でした。
彼も何年か前、飛行機事故でなくなり、「歳月」を感じたものです。
 出だしがたしか、♪To sail on the dream, on a crystal clear ocean・・・
だったと思いますがもう忘れてしまってます;;
 海に冒険に乗り出すイメージで明るく力強い曲でした。
波の表現にはハープを使っていて、最近トリトンのBGMを聞き直していると波のイメージにハープがよく使われていたので、これは西洋風発想なのかと思いました。

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